フィンランドの"アタリマエ"
日本との違いって?いったいどんな感じなの?
「いい進路って人それぞれ違うものでしょ?」
− 競争ではなく自分に合う道を探すのが進路選択 −
勉強がよくできるからといって、みんなが大学を目指すわけではないのです。
「先生や現場の人たちの声は尊重されるべき。」
− 信頼に基づく大きな現場裁量 −
国や自治体は、教育内容に口出しせずに、現場に任せます。
「エリート教育よりも底上げが大事!」
– マイノリティの子どもへの個別支援を重視 –
平等な教育の保障に税金を投入。そしてそれが国民の支持を得ています。
「図書館はなくてはならない大切な居場所。」
− 図書館の数・国民の読書量=人口比で日本の5倍! −
図書館はみんなのリビングルーム。だから本が身近になる。
Education in Finland
フィンランドの「生きる力」をはぐくむ教育って?
「働く」と「学ぶ」が
密接につながっている高校段階で、約半数の生徒は職業学校に進みます。職業や技術別にたくさんのコースに分かれていて、学ぶことは社会での仕事と直結していて、とっても実践的!
思索・対話・表現を通し
内面の豊かさを育てる
「答え」の暗記ではなく、考えるプロセスが大切にされるフィンランド。
問題解決的な思考だけでなく、想像したり空想したりするのも大切な時間です。
多様性のある集団の中での
一人ひとりに合わせた指導
フィンランドでは統合教育が進み、
障がい児も、移民の子どもも同じクラスで学びます。その中で、専門性の高い先生が個別の支援を行なうのです。
訪問先と見どころ
中核都市・オウルで教育視察。多様な現場を訪ね、フィンランドの教育の全体像をとらえよう。
▶︎小中一貫の総合学校
オウルの中でも先進的な総合学校を視察します。校舎は図書館などの公共施設と一体になっていて、壁のないオープンスペースも。企業と連携しタブレットを用いたICT教育も精力的な学校です。
オウル大学
フィンランド国内で第2の規模をもつ、アカデミック型の総合大学です。教職課程を擁している数少ない大学の1つ。施設内には前述の小・中・高校に加え、幼稚園もあります。今回は、主に施設内を学生と共に散策します。
職業学校(高校段階)
オウルの街中にある高校教育あたる職業学校を視察します。フィンランドでは高校は、普通高校と職業学校に分かれ、職業学校では、実社会での仕事と結びついた実践的な教育が行われています。
インターナショナルスクール
オウルの街中、職業学校のほど近くにあるインターナショナルスクールにも訪問します。国際バカロレア(※)の認定校で、多国籍な子どもたちが英語で学んでいます。なんと、ここも公立学校なのです。
図書館めぐり
フィンランド人にとって、「国民の居間」と言われるほど大きな存在である図書館をめぐります。またフィンランドでは移動図書館の取り組みも盛ん。こちらも視察予定。
さらにこんな体験も!
その土地の自然や文化、人と触れ合うことで《教育》が、もっとよく分かる
現地の若者とパーティー交流
小さなレストランを貸し切って大学生や若者と交流会をします。
フィンランドの教育を受けて育った人たちが、
自国の教育をどう思っているかを知る貴重な機会!
食事を囲みながら、コミュニケーションを楽しみましょう。
郊外の森で自然を満喫
カヌー、ネイチャーゲーム、トレッキング、伝統の食事...
そしてサウナで汗を流して、そのまま湖へダイブ!
フィンランドの国民性をはぐくんでいると言われる森と湖の中で
のんびり、気持ちいい時間の中を過ごしましょう。
この旅での「学び」とは
「こんなに教育のことを考えたことはなかった・・・」
「自分が持っていた選択肢の狭さに気づいた」
過去にコアプラスの教育視察ツアーに
参加した方の言葉です。
コアプラスの教育視察は、
「いい教育があるから見に行こう」という
安直なものではありません。
自分の常識や、日本のアタリマエとは異なる、
他国の教育のかたちに触れること。
その刺激が鏡となって、私たち自身の教育観を照らし出してくれます。
「教育ってそもそもなんだろう?」
「日本で何が必要だろう?」
「私にできることは?」
自分の中にある「前提」を問い直し、
教育に関わるうえでの軸を再構築する。
この旅ならではの学びがあります。
安心・充実のスタッフ体制
現地をよく知るコーディネーターと、教育に専門性のある引率スタッフがいるから安心!
高橋絵里香さん
現地コーディネーター・フィンランド語通訳
1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァにエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。フィンランドの中学校・高校で地理と生物を教える資格も取得予定。また、学業の傍ら、日本語講師を高校、市民学校などで務め、フィンランド語の翻訳や通訳、観光ガイドも行っている。著書・訳書に『青い光が見えたから-16歳のフィンランド留学記-』『ムーミンキャラクター図鑑』がある。
趣味は、サッカー・フットサル、写真、編みもの・洋裁など。
*参考WEB:https://eerikatakahashi.theblog.me/
http://goo.gl/BjdMBk有廣悠乃
引率スタッフ
1991年生まれ。「自分や周りを認め合えるきっかけを教育から作って行きたい」との思いから、大学で教育学を学ぶ。同時に、教育系NPOや株式会社などで、ワークショップやファシリテーションの手法を学びながら、様々な年代対象としたワークショップの企画・運営に携わる。
現在は、神戸大学大学院にて比較教育学を専門として研究をしつつ、グラフィックファシリテーターとして関西で活動中。
コアプラスの海外ツアーではコーディネーターとしてツアーを企画・同行。その他NPO法人 EN Lab.スタッフ。2015年春から、株式会社基地計画にコーディネーターとして参画。コアプラスの提供する
海外プログラムは
他には少ない視察中心型!
海外に教育を学びにいくプログラムとしては、1、2ヶ所だけ視察がついている「観光中心型」、特定のメソッドの習得を目指す「研修中心型」などがありますが、コアプラスが提供するプログラムは「視察中心型」。
多様な現場を訪ね、目で見て肌で感じます。比較して考えたり、その国の教育を総合的・多角的に捉えることができることが特徴です。
フィンランドの教育を
視察できる他のプログラムより
訪問先が多く、割安!「できるだけ安く行きたい!」
「できるだけたくさん現場を見たい!」
その両方のニーズにこたえられるのがコアプラスの教育視察です。
旅の日程
[ 5泊8日 ]2016年8月16日(火)〜23日(火)
8月16日・17日(1日目・2日目)
日本を飛び立ち、フィンランドへ!ヘルシンキ到着後、さらに国内線でオウルへ移動します。
到着後は、時差ぼけ調整もかねて、のんびりフリータイムです。※成田からの乗り継ぎ便あり(応相談)
8月18日(3日目)
午前:オウル大学付属ノーマッリスクール(小・中・高校)視察
午後:リタハイユスクール(総合学校)視察夕方:オウル大学視察
夜:振り返りセッション
8月19日(4日目)
午前:職業学校視察
午後:インターナショナルスクール視察夕方:現地の若者と夕食パーティー交流
8月20日(5日目)
午前:オウル市内の図書館や社会教育施設めぐり
夕方:国内線でヘルシンキへ移動
8月21日(6日目)
午前:フリータイム
午後:ヘルシンキ郊外のヌークシオの森で自然文化体験
夜:森のコテージで振り返りセッション8月22日(7日目)
午前:森でさいごの振り返りセッション
午後:フリータイム〜空路トルコへ
8月23日(8日目)
終日移動:トルコで乗り継ぎ、関西国際空港着。解散。
参 加 費 用
【追加募集】368,000円 ※6月17日締切!
11人以上:368,000円 / 8〜10人:388,000円 / 6〜7人:428,000円
※人数によって変動します。 ※5月20日以降はキャンセル料が発生します。
お得な早期割引
11人以上:328,000円 / 8〜10人:368,000円 / 6〜7人:408,000円
※5月19日まで適用!
よりよい教育をつくりたいと願うあなたへ
この夏、教育観を広げに、フィンランドへ旅をしよう。
一般社団法人コアプラス © 2016